肩のつらさの解消方法 ③

知ってましたか ?

肩ってグイグイ揉まれなくても緩むんですよ !!

実は肩以外に原因があり、肩に負担をかけているんです…

ではどういったところが「原因」なのでしょうか !?

なぜ肩こりになるのか !? 「肋骨」について

では今回は「肋骨」について説明していきます。

  • 肋骨

そもそも何かをする際に「肩」だけを動かすといったことは滅多にありません。

身体のいろいろな部分を動かしながら「肩」を動かしています。

「肋骨」には「肩」を動かす際に必要な筋肉が付着しているので

筋肉と一緒に「肋骨」も動いた方が動きやすくなります。

では「肋骨」の動きが悪いとどうなるのか ?

実際にサポーターとかマジックベルトなどで「肋骨」を締め付けると

うでを挙げたりする動きを悪化させやすくなります。

また呼吸のしやすさにも関わってきますので

「肋骨」を締め付けてから緩めることで実感できると思います。

ですから、「肋骨」の動きが良くない方は動きを改善していくことで

「肩」だけの動きに限らず他の部分も動きやすくなることが期待できると考えてます。

そして身体に対する負担が減り、疲れにくくなることにもつながっていきます。

結果的に「肩」の動きやすさにつながっていきます。

ではどのようにして「肋骨」の動きを改善していくべきなのでしょうか ?

施術として考えていくならば

実際に「肋骨」の動きの悪いところに手で触れて

緩む箇所を探すのがいちばんだと考えてます。

例えば「肋骨」と「骨盤」とのつながりもあるので

「腰周囲の筋肉」にアプローチして「肋骨」に緩みを感じるならば

「腰周囲の筋肉」の筋肉を緩めていけば

「肋骨」の動きも出やすくなると考えられます。

セルフとして考えていくならば、ストレッチが良いかと考えています。

「肋骨」の動きを確認するために

前後・左右・斜めの8方向を伸ばすことと

「肩がつらくて腕が挙がりにくい」の項でも説明しましたが

ほんの少しずつ伸ばしていく考えでストレッチするのをオススメしてます。

痛いのを我慢して伸びるところまで目一杯伸ばす … みたいな

ストレッチはオススメしていません。

当整体ルームでのストレッチの考え方として

・硬い・動きの悪いところから先にやるか ?

・動きの悪くない方向の動きを先にやるか ? です

また、伸ばす以前に縮めやすいか ? ということも重要だと考えています。

ですから、ある一定方向の動きが悪いから

その可動域を増やして、患者さんに認めてもらうことを目的とするというよりも

肩に負担をかけている「肩こり」の原因を解消していくことが目的としています。


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