間違った考え方でストレッチをしてませんか?
肩のつらさを解消するために
肩がつらくて腕が挙がりにくい
身体の柔軟性が低下しているからと考えて無理矢理に強いストレッチをやってしまう…
それって…私はオススメしてません。
イメージして欲しいのですが…
10本の束ねたロープを一気に伸ばすのと
1本ずつロープを伸ばしていくのではどちらが伸びやすいと感じられますか?
当ルームでは1本ずつロープを伸ばしていくほうをオススメしてます。
というのは、当ルームに来られる患者さんの多くが
少し身体を捻っただけで身体のどこかにツッパリ感があります。
ですからこの時点で身体の動きを止めただけでも
ツッパリ感がある部位は、ストレッチされていきます。
しばらく身体を動かさずに待つだけでも
緩んでくるのが実感できると思います。
こんな感じでツッパリ感が解消したのならば
もう少し同じ方向に身体の捻じりを増やしていき
またツッパリ感を感じたら身体の動きを止めて…
しばらく緩んでくるの待つ…
この流れが先にイメージしたロープを1本ずつ伸ばしていくことと同様に
動きの悪い部位を少しずつストレッチをしていただければと考えています。
ストレッチした後の痛みの経過を自覚する
よくストレッチをどれくらいの時間をかけたらいいんですかって…
質問されることがあるんですが…
回答としては、本当にその人によって変わるってことなんですよ。
というのは
基本的な考えで、動かすと痛みって大なり小なり出ると思います。
動かすと痛みが増えるから動かしたくない…
のは当然のこと理解できます
ということはストレッチすることで痛みが改善していくということが
大前提になるわけですね。
例えばなんですが…
今が午前10時としてストレッチを開始しました。
身体を伸ばしていくと10段階で7くらいの痛みがあるとします
で…今日6セットで20分ストレッチしたとします。
そして明日の午前10時に、またストレッチを開始しました。
このときに7以上の痛みがあるのか無いのかで判断します。
ストレッチをどれくらいの時間をかけたらいいのか? の回答を解説します。
8以上の痛みがあるようでしたら
結果的にストレッチのやりすぎです。
7もしくは6.5…のように回数を重ねていくごとにラクになっていかないと
痛みを解消させるためのストレッチですから意味をなさなくなります。
このように悪化する状態を繰り返すのはオススメできません
3セットを10分ぐらいに減らす…みたいな感じで無理をせず
ストレッチを行っていく流れに変えていくようにして身体の様子をみましょう。
要は最初から頑張りすぎないで
少しずつペースを上げるようにするほうが効果的だと考えてます。
ちなみに…当ルームに来られている患者さんに個々にストレッチについて尋ねてみると
動きの悪い身体の状態の割には
ハードなストレッチをされている方が多い傾向があります。
当ルームでは、もう少し緩めのストレッチに変更するようにお願いしてます。
こんな感じでストレッチしてみる
左腕の動きが悪い場合
1.右手で左腕を持ち上げる
2.ひじを身体に固定して左腕を内側に引く
3.ひじを身体に固定して左腕を外側に押す
4.適度に繰り返す
まとめ
痛みを我慢して無理矢理に動かすことは避ける
ストレッチしたら痛みの経過を観察する
無理のない範囲でストレッチをやってみる
効果があまり出ない場合、違うところに問題がある可能性もあります。
気になる方は一度当ルームにて施術を受けてみてはいかがでしょうか。
このページをここまで見ていただいた患者さんには当てはまらないかと思いますが…
もしもなんですが… もしもなんですが…
このつらい状態をほったらかしにしていたら… どうなるのか…?
改善するまでの時間がもっと長く掛かってしまうし、つらい期間をずっと過ごすことに
なると思うんです…
それって…気分は…いかがでしょうか?
当ルームは、頑張っている人・困っている人の問題を解決するために仕事をしています。
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